メーカー別、偏光レンズの見え方を比較するコーナー!第一弾は伊藤光学の「RARTS」です!
ぶっちゃけ、偏光度とか視感透過率とかいわれてもよくわかんないですよね、ということで偏光レンズを通して水面を覗き込んだときの比較です。
メーカーさんのHPにこんな感じの比較が欲しいなぁと思っていたけど、なかったので当店で作ってしまいました。
かなり苦労して撮影してきたので、苦労した分だけわかりやすい比較記事になっていると思います。
(※ここを見たメーカーさんで「うちも比較して欲しい!」という方はお問い合わせからご連絡ください)
▼ローライト時の見え方についてはこちら
ローライト時の偏光レンズの見えかた比較!伊藤光学「RARTS」編
▼RARTSについて詳しくはこちらの記事へ!
【コスパ良すぎ!】釣り用偏光サングラスに伊藤光学の「RARTS」が最強な理由とは
▼偏光サングラスまとめ記事も参考にどうぞ
釣り最強の偏光サングラス!いま選ぶべき偏光レンズメーカーと、選び方のまとめ
偏光カラーで見るべきポイント
今回の記事について、確実な見え方を保証するわけではないため、あくまでご参考までに留めておいてください。
さて、比較画像に関しては、カラー別で比べやすいように並べた画像は文章をはさんでいません。
なので、比較画像の見て欲しいポイントだけ先に紹介しておきますね。
① スライダーで範囲を調製できる!

※こちらの画像は動きません
画像中央のスライダーを操作することで、偏光前の画像と、偏光レンズを通した画像が比較できます。
全部の画像を最初に全開までスライドしておいて見え方を比較するのも楽しいですし、一個ずつ調製しながら確認するのも楽しいです。
なるべく裸眼に近い写りになるよう苦心しましたが、見る環境によって色味や暗さが変わるのでご注意ください。補正も加工していません。
② 魚の数:見える魚の数が思いっきり変わります。
魚の位置が変わらないように頑張ったので、魚の場所を見れば水面ギラツキがどれぐらい取れたのか参考になると思います。
このめちゃくちゃ魚が見えるようになる効果が、釣り人が偏光サングラスに夢中になる最大の理由なわけです。
RARTSは優秀なレンズです。ぜひその真価をお楽しみください。
③ 水中:ストラクチャーのコントラスト
偏光前の画像ではわかりませんが、偏光レンズを通すと○の場所に石があることがわかります。
カラーによってモヤッとした見え方、パキッとした見え方、で変化するのが偏光レンズの面白いところですね。
風のない日で天候の変化もないように撮ったため、魚の波動だけ気にしてみてください。
④ 水面以外の背景:カラーによる色の変化がわかりやすいです
画面左下の縁石、背景のグリーン、で肉眼からどの程度色が付いているのか分かります。
風景用のカラー比較も別ページで紹介する予定ですが、こちらのページでも○部分を比較してもらえばカラーの色づき具合を感じていただけると思います。
あと、偏光画像の端にレンズカーブの視差効果が出て少し見づらいかもしれません。予めご了承くださいませ。
「グレー」:使いやすいカラー
スティングレイ(偏光効率76% 視感透過率47%


エクスプローラー(偏光効率99% 視感透過率31%


グラファイトグレー(偏光効率99% 視感透過率27%


「グリーン」:明るさ重視のカラー
トリードベンド(偏光効率76% 視感透過率45%


スプルースグリーン(偏光効率99% 視感透過率36%


フォレストグリーン(偏光効率99% 視感透過率17%


「ブラウン」:見やすさ重視のカラー
アンバーブラウン(偏光効率99% 視感透過率28%


カーマインコパー(偏光効率99% 視感透過率26%


「ブルー」新定番のカラー
ラグナブルー(偏光効率99% 視感透過率27%


マゼランブルー(偏光効率99% 視感透過率23%


「ダーク」:使う人を選ぶカラー
ハバナ(偏光効率99% 視感透過率11%


ロスカボス(偏光効率99% 視感透過率11%


初心者が買うべきカラーは?
・「エクスプローラー」メーカーが一番推してるだけあって、明るさと見え方のバランスがベストですね!
・「スティングレー」色味が変わらないストレスの少なさで、サングラスが苦手な方にもピッタリ
偏光度合いと色合いのバランスがよく、釣りをしていないときでも、ドライブやサイクリングといった用途にも使いやすいと思います。
もちろん、気に入ったカラーがあればそちらでも問題ないぐらいRARTS は丁寧なラインナップですし、下記2つも優秀でした。
・「グラファイトグレー」今回写真を撮っていて初めて気が付きましたが、色変化の無さはかなり優秀だと思いました
・「ラグナブルー」水面を選ぶと思っていただけに、この見やすさは使いどころが多いはずです
使う時に必要な機能性が人によってそれぞれ違うため、ほかにも色々試してみてください。
まとめ
偏光レンズってカラーによって見え方って全然違いますよね。
じつは、撮影中にレンズを落としてしまったのですが、全然キズがつかなかったのはRARTSのコーティング能力の高さでしょう。焦りました。
また、撮影したのが秋口の午前中で薄曇りという「明るいローライト環境」だったので、この記事の評判が良ければ、次は夏場のカンカン照りでも撮りにいく予定です。
今回の記事が買う前の参考になれば幸いです。
次回はコダックの「究極レンズ」を撮りにいきますのでご期待くださいませ!
▼ローライト時の見え方についてはこちら
ローライト時の偏光レンズの見えかた比較!伊藤光学「RARTS」編
▼RARTSについて詳しくはこちらの記事へ!
【コスパ良すぎ!】釣り用偏光サングラスに伊藤光学の「RARTS」が最強な理由とは
▼偏光サングラスまとめ記事も参考にどうぞ
釣り最強の偏光サングラス!いま選ぶべき偏光レンズメーカーと、選び方のまとめ