偏光レンズといえば某メーカーが有名ですが、その他メーカーも宣伝が足りないだけで相当すごい偏光レンズを作っていたりするのです。
ということで、今回は釣り人に根強い人気を誇る「コンベックスのPOLAWING SPX」をご紹介していきましょう!
POLAWING SPXいえば、超大手釣りメーカー シマノの偏光サングラスに純正採用されるほどの能力の高さ、そしてレンズカラーの豊富さが魅力。
とくに、「明るい偏光レンズ」を求める方にとっては最高の偏光レンズとなっています。
色々な意味でメジャーではないコンベックス、新素材を積極的に採用する純国産レンズの良さを語っていきましょう!
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COMBEX POLAWING SPX(オンラインショップ)
オフショアで圧倒的に釣果を伸ばすなら明るい偏光がベスト!
釣り用の偏光サングラスを使用用途でわけると、ショア(オカッパリ釣り)、オフショア(船釣り)の2種類から選ぶことになります。
オフショアだと、太陽光を遮るもののない船やボートなので、レンズカラーは黒ければ黒いほどいいと言われています
ただ、地形変化の激しいショアでの釣りは、状況にあわせたレンズカラーが必要になるのです。
とくに平場では明暗の激しい場所を移動することも多く、上手い人は釣果を出すために偏光サングラスを複数種類揃えています。
- マズメ用
- 日中用
- 日陰用
- 夜間街燈下用
じつはこれ、偏光グラスを複数使い分けなくても、コンベックスのPOLAWING SPXならすべての場所を一本でいけるのです!
あ、日中でもお日様ギンギンのサーフなんかはしんどいかもしれません。
でも、釣り場を選ばない万能レンズだから、現地での付け替えが少なくなるというメリットがあり、釣りだけに集中したいアングラーにオススメしたいレンズメーカーなのです。
POLAWING SPXはハイエンド偏光レンズの部類になりますが、偏光グラスを複数本揃えることを考えるとコスパはかなり高いでしょう。
偏光レンズの明るさは武器になる
偏光レンズ業界では日進月歩の勢い・・・、というほど勢いがあるわけではありませんが、それなりのスピードで進化を続けています。
そして、最近の流行は「ローライトレンズ」、つまり暗いところでも明るく見える偏光レンズが求められていますよね。
コンベックスは自社で偏光フィルムの開発ができるため、ギリギリを攻めたローライトレンズを作れることができるのが最大のメリット。
橋脚の下、夜間の外灯下、山間部の陰、そしてマズメ時の明暗に毎回サングラスを付け替えるわずらわしさを軽減します。
また、トンネルが多い場所でのドライブ用や、移動の多いゴルフ用にもよく使われています。
コーティングが最初から付いていて迷わない!
偏光サングラスを作るときに悩むのがカラー選択とコーティングですよね。
ですが、コンベックスを選ぶ人はだいたいカラーが決まっています(後述します)し、コーティングも標準装備されているため、選ぶときに迷わなくてすみます。
こういった強みがハッキリしているレンズメーカーは少ないため、道具で迷って趣味の時間が少なくなる、という本末転倒を避けられます。
最高級の偏光レンズ
コンベックスの偏光レンズは「偏光膜(へんこうまく)」という30ミクロン(0.03mm)の極薄フィルムを使ったワンブロック成形。
また、偏光膜は薄すぎるために機械での量産加工ができません。
一つ一つ職人が偏光膜をレンズに手作業で挟み込んだあと、さらに目視でミスがないか確認していくのです。
国内生産だからこその丁寧で繊細な仕事を感じてみてください。
POLAWING-SPXとは
さて、ここからはコンベックスの偏光レンズ「POLAWING-SPX」の説明をしていきましょう!
- 明るさの評判がいい
- フィルム剥離に強い
- 超撥水コートを標準装備
世の中には数多くの偏光レンズがありますが、POLAWING-SPXを選んだ方の購入理由はこんな感じです。
いま偏光レンズを選択する中で一番「明るい」レンズなのです。
また、耐久性もトップクラスで、
「高級偏光レンズを買ったけど3年で使えなくなった・・・」
というようなことが起こりにくい、【一体成型(ワンブロック製造)】という接着剤を使わない最新式のレンズ製法を使って作られています。
そのため、知名度は低いながらも、偏光レンズの性能だけを追い求めた偏光マニアが行き着く最終到達点の1つといわれています。
「POLAWING」は日本一の明るい偏光レンズがある
偏光レンズって明るさを出すのが難しく、じつは暗いレンズカラーのほうが簡単に作れるそうです。
よく釣具屋さんに置いてある1万円以内の偏光レンズで、偏光度を99%のままカラー濃度20%超えてるものは少ないですもんね。
なので、ハイエンド系(プレミア系?)と呼ばれる高価な偏光レンズに、明るいレンズカラーが並ぶのはそういった理由があるからなのです。
そのハイエンド系の中でもトップクラスに明るいのがPOLAWING-SPXなんですね。
なんと偏光度がすべてのカラーで99%
透過率38%の偏光というと、じつは他社メーカーのレンズでも一応あります。
でも、他社メーカーの場合は偏光度を落として透過率を上げるという方法を取っているんですよね。
コンベックスでは透過率38%という高い水準をキープしたまま、偏光度99%という恐るべき数字を出しています。
偏光度というのはつまり偏光レンズの性能そのもの。
この透過率で偏光度を保っていられるコンベックスの技術力こそが、他社との大きな差になるわけです。
すべてのレンズに偏光度99%が本当に必要なのか?というとケースバイケースですが、移動が多くなる釣りに関していうとアドバンテージになります。
コンベックスはメガネの聖地「鯖江」ブランド
その名前からしてアメリカ製だと思っている人も多いコンベックス。
じつは、メガネの聖地としてしられる「鯖江」製の純国産ブランドなんですよね。
とくにハイエンド製の偏光レンズに関してはハンドメイドで行う工程が多く、鯖江製というだけで安心感が違います。
大手釣具メーカーのシマノが採用したのも、鯖江の信頼性を大事にしているからかもしれませんね。
(※シマノの開発はスピードよりも質を重視しているそうです)
「POLAWING」の人気カラー
明るさを求めるアングラーに人気のあるポラウイングだからこそ、明るいレンズカラーは必見です!
とくに「暗いレンズじゃないと偏光されない」と思っていた人ほど、ポラウイングを一度掛けるとその性能に驚きを隠せないようです。
水面反射のギラツキを抑えながら、水中のストラクチャーを確認できる、という最高のシチュエーションを想像してみてください。
サイトフィッシングが多い人や、マズメ時によく釣りをしている人は、絶対に手放せない相棒になります。
後ですべてのカラーをあわせてご紹介しますが、とくに人気のカラーは以下2つになります。
NO1人気カラー!シューターグリーン
全天候型レンズにして、釣り人からの圧倒的評価を受け続ける「シューターグリーン」。
コンベックスを選ぶ釣り人のほとんどがシューターグリーン目当てといってもいいぐらい人気のあるカラーです。
POLAWING SPXの代名詞とも言ってもいいぐらいで、まずは一本作って感動していただきたい逸品。
いまは他社製のローライトレンズを使っていて、もうちょっとだけ偏光度を強くしたい、と思っている人にもオススメです。
安定のフィールドグレイ
視界に違和感のほとんど出ないフィールドグレイ。
天気の良い日だけではなく、曇りや雨の日でも違和感なく仕事をしてくれます。
釣りだけではなく、ドライブ、スポーツ、アウトドアなどで幅広く使える万能選手ですね。
シューターグリーンのように、色が付いていることで見え方に変化が出るのが苦手な方にオススメです。
偏光レンズのカラーバリエーション
POLAWINGでは、すべてのカラーで偏光度99%以上に加えて、UV99%カットが付いています。
一般の方はローライトカラーにUVカットのイメージを持てないと思いますが、そこはハイエンドレンズ。しっかりUVカットしますので安心してお使いくださいませ。
釣りやドライブのあとの目の疲れが格段に変わります。
また、コンベックスのカラーラインナップは14種類ありますが、個人的にオススメするのは明るいライトカラーレンズです。
暗いカラーでもコスパは高い方だと思いますが、やはり日本トップクラスの明るい偏光レンズは見逃せないでしょう!
最初の一本にコレ!ローライトレンズ
「明るさと偏光度を高次元で両立」
明るいにもかかわらず偏光度が高いのでワイドな時間帯で活躍します。
- フェザーグレイ(SPX-101):透過率38%
- フィールドグレイ(SPX-102):透過率38%
- シューターグリーン(SPX-103):透過率37%
釣り初心者が最初の一本に選んでほしいのがこのローライトカラー。
日中オカッパリ晴れの日オンリーとかの釣り、なんかだともう少し濃い色のほうが釣りやすいかもしれませんが、一般的な釣りの範囲ならこのローライト一本あればほとんどの釣り場で活躍できるはずです。
どこでも使える万能カラーの位置付けになります。
POLAWING アクティブレンズ
「コントラストを高めたアグレッシブな視界」
カラーによる視覚効果を強めています。
対象をよりはっきり見せる事により余分な情報をカットし集中できます。
- サイトコパー(SPX-105):透過率30%
- アクティブオレンジ(SPX-106):透過率31%
- バーサタイルコパー(SPX-134):透過率26%
- ラピスブルー(SPX-135):透過率23%
このあたりから他社レンズと透過率がほとんど変わらなくなってきます。
マニアに人気のあるサイトコパーから、珍しい青色偏光のラピスブルーまで透過率に幅のあるアクティブカラー。
正直、このラインナップなら他のメーカーを選んでもそこまで違いは感じないかもしれません。
コンベックスを選ぶメリットは【一体成形での耐久力超向上】【染料によるレンズフィルムの圧倒的耐久度】【MR素材による超耐傷能力】です。
それに加えて【耐傷コーティング】と【撥水コーティング】の標準完備なので、色々と考えるのがめんどくさい人にオススメです。
POLAWINGアウトドアレンズ
「美しい自然をより美しく満喫する」
ナチュラルで適度に濃い、誰にでもおすすめできるカラーです。
高性能はそのままに自然に見える視界はドライブやアウトドアに最適です。
- マディブラウン(SPX-104):透過率32%
- ナチュラルグレイ(SPX-131):透過率27%
- ハンターグリーン(SPX-132):透過率26%
- ウェアブラウン(SPX-133):透過率26%
こちらはアクティブレンズよりも自然に見えることにこだわったラインナップです。
上記のアクティブレンズとほぼ性能差はないので、求める見え方の違いで選んでみてください。
コントラスト効果が高いと疲れる、偏光酔いがつらい、などのお悩みがあるお客様にオススメしています。
POLAWINGプロテクトレンズ
「強力な照り返しから目をしっかり保護」
ハードな照り返しでも疲労感を抑えつつ集中できるように、更に目が楽なようにチューニングしました。
- ディープグレイ88(SPX-151):透過率12%
- ディープグリーン88(SPX-152)透過率12%
- ディープブラウン88(SPX-153)透過率12%
ここまで透過率が少ないと、もはやオフショア(船釣り)専用といってもいいでしょう。
よほどのことが無い限り、オカッパリで使うには真夏の日差しが強い日以外に出番はないはずです。
使用できる環境は限られていますが、某釣りのキングが勧めているのがこのあたりの濃さになります。
SPX150とSPX160の違い
この2つの違いについて、ほとんど情報がなかったので追記しておきますね。
SPX150,SPX160の違いは1.5と1.6の屈折率の差になります。
度付きでない人に屈折率は直接関係ありません。
しかし、度なしの方でもレンズの素材は変わるため、購入時に注意してください。
- SPX150 : CR-39(アメリカのPPG社)
- SPX160 : MRシリーズ(日本の三井化学)
今までの偏光レンズ業界では、「CR-39」 という素材を使っていたのですが、最近は「MRシリーズ」というチオウレタン素材に切り替え始めています。
「SPX150」は素材がCR-39 になるため、値段が安くなる、軽くなる、代わりに耐久性が落ちます。
長い目で見ると、度なしの方も素材的に有利な「SPX160」がいいと思います。
▼偏光レンズ素材についてもっと知りたい!という方はこちらからご確認ください
偏光レンズの素材は何がオススメ?有名な「CR-39」「 MRシリーズ」などを徹底解説します!
今回の補足:可視光線透過率と偏光度の違い
めちゃくちゃ分かりづらい話だと思いますけど、偏光レンズの世界を知るためには絶対に知っておきたいお話です。
サクッと話していきますね。
可視光線透過率とは
可視光線透過率というのはざっくりいうとカラーの濃さのことです。
つまり、可視光線透過率が10%のレンズは真っ暗だし、可視光線透過率が100%のレンズはクリアなのです。
ざっくりいうと、可視光線透過率が低くなるとレンズの色も濃くなる、ということだけ覚えておいてください。
(※今回の記事中では「透過率」として表記しています)
偏光度とは
偏光度というのは、目に入る反射光をどの程度抑えることができているのか、ということです。
偏光度0%だとすべての光を透過してしまいスッケスケになりますが、偏光度99%になるとほぼ眩しさを感じません。
ということで、ちゃんとしたレンズメーカーの偏光レンズに関しては、すべてこの「偏光度」という表記がついています。
可視光線透過率と偏光度の関係
結論を先にいえば偏光レンズは、可視光線透過率を上げる(明るくする)と、偏光度は下がって(眩しくなる)いきます。
細かい話になるので割愛しますが、偏光レンズというのはそういう原理で出来ています。
なので、明るい偏光レンズを作るのは非常に難しいわけです。
「偏光度を高いままにして、可視光線透過率を上げる(明るくする)」というのがレンズメーカーの技術力の見せどころなんですよね。
そして2022年現在で、コンベックスが偏光度99%を保ったままで可視光線透過率を38%とトップクラスのレンズを作っています。
これは、ほかのメーカーも近い数字を出してきていますが、やはり首位はコンベックスから動きません。
明るい偏光レンズといえばコンベックス!と言われるのはそういった理由からなのです。
※補足:UVカット率は透明度と関係がないよ
補足の補足になりますが、UVカットの話も追加します。
UVカットって濃いカラーのほうが強い!みたいなイメージがあると思いますが、じつは透明なクリアレンズでもUV99%カットはできます。
なので、ライトカラーレンズはUVカットできてない、みたいな話を定期的に聞きますが、どの色でも「UV99%カット」の表記があれば安心してお使いくださいませ。
まとめ
偏光レンズというと本当にピンからキリまであって、初めての方はどの色を使えば正解なのかわからなくなると思います。
とくに、コンベックスのような「明るさを重視」した性能は、いくつかの偏光サングラスを使ってみて初めて理解できる世界。
サングラスには暗いレンズというイメージの方も多く、明るすぎるレンズを選択肢に入れるのはかなりプレッシャーがかかると思います。
ただ、マニアがニッコリするぐらい性能は本物です。知名度は低いですけど。。。
普段使いからアウトドアまですべてカバーできる技術の結晶、明るい偏光レンズをぜひご体感くださいませ。
▼偏光サングラスまとめ記事も参考にどうぞ
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