杉本 圭 のカテゴリー
2007年に日本のアイウェアデザイナー「杉本圭彦」の名前を冠して設立されたブランド「杉本圭(スギモトケイ)」。
あまり宣伝が上手なブランドではないため話題に上がることは少ないのですが、製造技術に異常なまでのこだわりを持っていて国内トップクラス(ということは世界トップクラスです)の出来栄えを誇ります。
- 採算度外視の技術を注ぎ込んだオーバースペックなフレーム
- ターゲット年齢層は30代~の男性
ということで、掛け心地にも品質の良さにも全部こだわりたい!という方にオススメの質実剛健なブランド。
熟練の職人でも手を焼くほどの設計思想で、国内で1人しかいない技術が惜しみなく使われたりするなど、コスパ良く高品質な眼鏡を手に入れることができます。
アイウェア初心者の方も、スギモトケイを一本持っておくと「良い眼鏡の基準」ができると思います。
杉本 圭 で読むべき記事
▶ 知る人ぞ知る隠れ名ブランド「杉本圭」のおすすめメガネモデルをご紹介します
スギモトケイの特徴は、
- 「国内で一人しかできない技術」を使っているとか
- 「ほかの眼鏡ブランドでは面倒臭すぎて絶対にやらない技法」を随所に使っているとか
そういうことをサラッと流しながら説明するところにあります。
中の人を追求していって初めてわかる、マニアックすぎる日本の技術の真髄を詰め合わせたフレーム。
一般人にわからないレベルの技術にコスパが良いといっていいかわかりませんが、海外ブランドなら軽く10~20万コースじゃない?というほど複雑な手間が掛けられているんですよね。
というように、どこのブログでも語られないスギモトケイの本性を暴いていく記事が上記になります。
杉本 圭 で買うべきアイウェア
スギモトケイの技法が詰まっているシリーズ。
その中でも他のブランドにはないスペックのものを紹介していきますね。
太セルシリーズ
国内で一番太い8mmを削り出しで整形していくスギモトケイの太セルシリーズ。
「無駄なところは削って軽くしてます」とのことですが、削りや磨きの工程があまりにも複雑すぎて懇意にしている工房以外では引き受けてくれなくなったそうです。
仕上がりも通常のセルフレームの5倍ほど時間を掛けて磨いているらしく、エッジの立ち方からして違います。
太セルが欲しい方はこちらのシリーズを選択肢にいれてみてください。絶対に満足できます。
MN Hingeシリーズ
MN Hinge(ミュージカル・ノウト・ヒンジ)シリーズ。
フロントはスッキリ軽いのに、テンプルを太くしたおかげで昭和レトロテイストという、様々な場面で使いやすい一本。
見た目も良いのですが、テンプルを極限までこだわって作られているおかげで掛け心地が抜群にいいのも魅力的。
自社オリジナル柄のアセテートで大人らしさが強調されます。
オールメタルシリーズ
チタンのメタルシートから削り出し・・・、つまり普段はやらない手法を使った独特の質感が特徴的な「オールメタル」シリーズ。
セルフレームのような作り方なので、極薄のセルフレームのようななんとも言えない雰囲気があります。
クラシックな見た目とは裏腹に、プレス成形、電着塗装(焼付塗装)、テンプルと素材の使い分け、などアイウェアとは思えない技術がてんこ盛りに入っています。
アイウェア好きだけじゃなく、ガジェットファンや車好きなどの男心を刺しにくる逸品です。
Light シリーズ
こちらはオールメタルシリーズの中の「Light(ライト)」シリーズという位置づけです。
ユニセックスですが、どちらかというと女性をターゲットに作られているライトシリーズ。
一言でいうと「キラキラしてて軽い」という見た目どおりのフレームですね。
ただし中身はさすがスギモトケイ。テンプルの厚みの強弱はチタンを削り出して作成、モダンは調整するために焼入れ、フロントは様々な技法で遊び心を出しています。
この可愛らしい見た目を作るために、超絶技巧をふんだんに使っているスギモトケイらしさが溢れたシリーズなんですよね。
杉本 圭 のフレームは他にもたくさんあります
杉本圭はロット数こそ多くはないものの、新作フレームを積極的に生み出しているブランドです。
同じフレームでも素材違いやプレミアムタイプを作ったりするため、定期的に追いかけると楽しめるかもしれません。
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