アメリカの高級ブランド「OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)」を皆さんご存じでしょうか?
クラシカルかつ現代的な雰囲気を併せ持つアイウェアを作り続け、世界でもトップクラスの売上を誇っているブランドです。
日本にも愛用しているファンが多いことで有名ですよね。
今回は、そのオリバーピープルズの中でも異彩を放つ、「Gregory Peck(グレゴリーペック)OV5186A」を持つをご紹介していきたいと思います!
オリバーの代表作「OP-505」や「MP-2」の陰に隠れていますが、こちらのグレゴリー・ペックは映画をモデルに作られた歴史あるストーリーが魅力です。
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OV5186Aが一躍有名になった映画「アラバマ物語」!
オリバーピープルズのOV5186Aを語るには、ある映画の話が欠かせません。
その映画とは1962年に公開されたグレゴリー・ペック主演の映画「アラバマ物語(原題:To Kill a Mockingbird)」。
アメリカで知らない人はいないぐらいの名作で、その劇中に登場する主人公の弁護士「アティカス・フィンチ」からインスパイアを受けたものがOV5186Aなのです!
この映画を公開したときに「主人公と同じメガネが欲しい!」とファンが殺到したそうで、当時から熱狂的に支持されているわけです。
映画公開当初からいえば作られて60年以上経っていますが、今なお色褪せない秀逸なデザインセンスが素晴らしいです。
アメリカを代表する名俳優グレゴリー・ペック
グレゴリー・ペックというと、オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」でのジョー・ブラッドレー役が記憶に残っている人も多いでしょう。
アカデミー協会、ハリウッド俳優組合、アメリカ癌協会、フィルム・インスティチュートなどで理事や会長を歴任しアメリカの映画界を牽引してきた、名実共に映画界のスターです。
長年活躍してきたグレゴリーの映画史の中でも、アラバマ物語は念願のアカデミー主演男優賞を受賞した、思い入れのある記念すべき作品。
また、2003年にアメリカ映画協会が選んだ「映画の登場人物ヒーローベスト50」で、1位にアラバマ物語の主役 フィンチ弁護士が選ばれるなど、40年以上経ってもアメリカ人の心に残る名作としても知られています。
日本人には馴染みがない映画かもしれませんが、アラバマ物語から生み出されたフレームが今なお高い支持を得ているのにはそういう理由があるのです。
フレームに名前が刻まれている
そんなグレゴリーペックへのリスペクトから生まれた「OV5186A」。
テンプルの内側にしっかりと「Gregory Peck」の刻印が入っています。
個人の名前が刻まれているフレームは珍しく、さらに長年作られ続けているモデルはこの「グレゴリー・ペック」ぐらいでしょう。
レトロな字体で、印字ではなく刻印されているため、実際に手に取るとヴィンテージ感があります。
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)OV5186の細部をチェック!
映画から人気が出たフレームが、一体なぜここまで長く愛されているのか?
もちろん、映画の主演が掛けていたというイメージもあるんでしょうけど、ヴィンテージ感がありながらも、現代でも通用する洗練されたデザインでしょう。
とくに、オリバーピープルズのフレームは細部まで丁寧に作られているのが特徴で、この惚れ惚れする美しさも合わせて細部までご覧ください。
正面から
ボストンタイプで少しフレームが太め、アイテム感のあるレトロなデザインですね。
リムのサイドに付いたシルバーの金具がワンポイントになっていて、シンプルになりすぎずに高級さを感じます。
また、正面から見た際のブリッジ部分が鍵穴のような形をしたキーホールブリッジも特徴の一つ。オリバーピープルズの独特な世界観を演出してくれています。
クラシカルな雰囲気に少しのアクセントがあると、ほかの人と被らずいつもとひと味違う自分になれそうですよね。
サイドから
リム部分と同様に、テンプルにもシルバーカラーのワンポイントがあって統一感があります。
こちらの金具部分もシンプルなデザインですが、そのぶん高級感もあり上品な印象をありますね。
ここまでアップにしても粗のない、職人の細やかな手作業も見逃せません。
さらに耳に当たるモダン部分には、オリバーピープルズのブランドロゴをさりげなく配置。
実物を手にとってもらったらわかるんですけど、このロゴはかなり小さいのに手が込んだ仕上げになっていて、さすがオリバー!と思わせてくれます。
普段あまり意識されることはないかもしれませんが、モダンのロゴは短髪の男性や女性でも髪をまとめているとき、横からキラッと光ってオシャレさを格上げするのです。
細部までオシャレに抜かりのないデザイン、そして丁寧な仕上げ、これがグレゴリー・ペックの愛され続けている理由の一つでしょう。
グレゴリー・ペックはサイズ選びに気をつけて!
オリバーピープルズのOV5186は3サイズ展開で45・47・50サイズがあります。
ですが、気をつけて欲しい点が一つ。
45サイズ、50サイズの2つは、鼻あて部分が日本人向けに作られておらず、外国人ぐらい鼻の高い人ではないと掛けられないタイプなんです。
つまり、日本人が買うなら47サイズがメインになるわけです!お気をつけください。
もちろん当店では「日本人向けの47サイズのみの販売」となっておりますので、安心してお買い求めくださいませ。
鼻パッド部分が低いグローバルモデルは掛けていて小さなストレスが溜まりやすいため、よほど日本人離れした彫りの深い人以外は、鼻あてが高く作られている47サイズを選ぶのがオススメです。
とくに、汗をかきやすい暑い季節に鼻盛りタイプはもってこいです。
カラーで比較してみましょう!
カラーもメガネ選びには重要なポイントですよね!
今回は、メガネフレームの人気色「ブラック」と「ハバナ(デミカラー)」2カラーを比較しながら見てみましょう。
オリバーピープルズではハバナの呼び方がココボロに変わりますが、基本的には同じカラーだと思って間違いありません。
どこのブランドもこの2色を抑えておくと、コンセプトや方向性がわかって楽しいです。
一つ目は定番カラーで王道人気のブラックカラー。
OV5186Aのデザインをしっかり引き立ててくれるカラーで、フォーマルな場で使っていただくとワンアイテムでグッとトレンド感やこなれ感が出ます。
男性だとオシャレなワンランク上の大人な雰囲気に、女性だとかっこいいクールな印象になります。
ブラックカラーは濃い色味なのでメガネでファッションの引き締め効果を狙うのもいいですよね。
二つ目はCOCOBOLO(ハバナ)カラー。
茶系のまだら模様なのでブラックカラーに比べるとカジュアルな印象が強くなります。
メガネの色味が肌に馴染みやすい明るいカラーだと、お顔全体も華やかでパッと明るい雰囲気になるので、マスクをすることが多いこのご時世にも暗い印象にはなりません。
カジュアル感じは残しつつ、クラシカルでヴィンテージなフォルムは品の良さや知性を感じます。
明るくなりすぎない絶妙なカラーなのでメンズレディース問わずオススメです。
まとめ
OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の「OV5186A Gregory Peck」はいかがだったでしょうか?
繊細な彫金フレームが得意なオリバーの中で、真っ向からフレームのみで勝負している重厚な存在感がカッコいいですね。
ボストンタイプで鍵穴のようなキーホールブリッジに、細部にシルバーカラーのアクセントを加えたクラシカルな1本。
元になった映画のアラバマ物語も合わせて見てしまえば、きっと欲しくてたまらなくなるはずです。
当店でも人気商品になりますので、気になる方はお早めにチェックしてみてください♪
ミナミメガネは高知のOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)正規取扱店です
当店ではOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)に力を入れており、店頭も県内最大級の展示数で常時100本以上を展示しております。
四国でもオリバーの正規店は数少ないですし、この機会にぜひお越しいただければ、と思います。
もちろん、試着だけやご相談だけでも大丈夫ですので、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
また、オンラインショップでも販売していますので、探しているモデルなどがありましたらお問い合わせください。
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