高知県眼科医会指定店 SS級認定眼鏡士のメガネ屋『ミナミメガネ』の店長 南です。
今日は、子供メガネで、当店にご来店下さる多くのお子様の親御さんからご質問を頂く事が多い、高知の子供の弱視、斜視等の治療用眼鏡や、矯正用眼鏡の保険適用について、申請手順も合わせて詳しくご説明させて頂こうと思います。
お子様の眼に関する関連記事はこちら
→ 子どもの弱視について、メガネのプロが解説します
→ 子供用の弱視メガネはどう買うのが正解?プロが解説します
→ ミナミメガネの「子供メガネ」へのこだわり
→ 子どもがメガネを嫌がる場合に、掛けさせるコツって?
子供の眼鏡って保険が適用されるの?
まず皆さんが気になる事は、この点だと思います。
治療用眼鏡として保険が適用される条件と致しましては、
小児の弱視、斜視及び先天性白内障術後の屈折矯正の治療に必要であると眼科医が認められると、健康保険に加入されている方は、各保険団体から支給されます。
要するに眼科で先生に診てもらった時にお子様の眼の治療の際に眼鏡が必要ですねとなった場合に、保険に加入されている方は、眼鏡の購入の際に保険が適用されます。
子供の目に異常?どうすれば分かるの?
子供の目は、9歳頃まで『視機能の発達』があり、子供に多い弱視等の場合、9歳までの視機能の完成までに治療をしないと効果が薄くなると言われています。
そして早くから治療を開始する事で、よりよい効果が得られます。
ですが、この弱視という症状は、中々外見からはよくわからず、親御さんが日常で発見するのは難しいのです。
当店でのお客様の多くも3歳児検診や就学児検診でお子様の視力に異常がある事が発見され、眼科等の検診で『弱視』と診断され発見される事が多いです。
ですが、三歳児検診等で発見されず、大きくなってから弱視だったと発見され治療が遅くなる事もよくあるのです。
三歳児検診だと、子どもが検査を嫌がるなどして異常を見逃す可能性があるほか、子どもが親や保健師の言うことを理解できなかったり、うまく答えられなかったりする場合もある。
検査を眼科医などの専門家が担うところは少なく、健診方法も各自治体に任され、転居を理由に受けないままの家庭もある。
「3歳児健診で弱視が見逃されている例は多い」
と眼科医も答えています。
弱視は三歳までに発見し、治療するのが理想とされています。
発見が遅くなり治療が遅くなればなるほど治療効果が低くなるので、出来るだけ皆様は検診以外にも、早いうちからの眼科の精密検査でお子様の眼の状態を知る事をオススメ致します。
(眼科に行く事で弱視以外の病気が早期発見できる場合もあるので、一度検査するのは、安心にもつながります。)
高知で、治療用メガネが保険適用されると決まったら詳しい条件は?何が必要?
治療用メガネの金額上限
治療用のメガネ作成費用に助成金が出ます。
支給額上限40,492円で、健康保険は7割、未就学児は8割が支給されます。
そして高知市の場合、残りの2-3割も公費で給付されるので、10割支給されます。
助成対象者
- 健康保険に加入されていること
- 9歳未満で「斜視・弱視等」の治療に必要と医師が判断し、処方した眼鏡であること
- 5歳未満 前回の治療用眼鏡の指示書の支給適応から1年以上経過していること
- 5歳以上 前回の治療用眼鏡の指示書の支給適応から2年以上経過していること
健康保険の助成金
必要書類を揃えて、保険組合に書類を提出して下さい。
保険の助成金に必要な書類(7-8割支給)
- 弱視等治療用眼鏡等作成指示書(眼科で記入して頂く、証明書の様な物)
- 眼鏡の領収書(メガネ屋さんで眼鏡を作った際に貰う物)
- 療養費支給申請書(ご加入の健康保険組合等に貰う物)
- 健康保険証
- 銀行通帳(助成金受取用の口座番号)
- 印鑑
※残りの2-3割を支給して頂くために、高知市役所の子育て給付課に、保険組合に送る、各書類、領収書のコピーが必要になるので、保険組合に書類を送る前にコピーを必ず取っておいてください。
高知市役所の子育て給付課での公費支給
保険組合からから給付を受けた後に申請します。
高知市役所の子育て給付課に提出して下さい。(市内以外での役所では保険課などが窓口になります)
高知市役所の子育て給付課での公費支給に必要な書類(残りの2-3割の支給)
- 支払決定通知書(保険分支給後、送付される書類です)
- 弱視等治療用眼鏡等作成指示書コピー(眼科で記入して頂く、証明書の様な物)
- 眼鏡の領収書コピー(メガネ屋さんで眼鏡を作った際に貰う物)
- 福祉医療費助成申請書(市役所で貰う書類)
- 健康保険証
- 銀行通帳(助成金受取用の口座番号)
- 印鑑
これで申請は以上になります。
高知市では、こちらの申請をすべてする事で10割の支給を受けれるので、安心して子供さんに眼鏡を作製できます。
※当店では、高知県内ほとんどの市町村での保険申請の手続き手順を把握しておりますので、高知市以外のお客様もご安心してご来店下さいませ。
最後に高知市での申請方法の流れの簡単なおさらい
step
1眼科へ行く
step
2処方箋と弱視等治療用眼鏡等作成指示書をもらう
step
3処方箋を持ってメガネ屋さんでメガネを作って領収書を貰う
step
4保険組合に必要書類を揃えて送る
(この時点でどうすればいいか分からなければ、保険組合に問い合わせ)
*保険組合に送る前に書類のコピーを取っておく
step
5保険組合から助成金が振り込まれ、支払決定通知書が届く
step
6高知市役所の子育て給付課に必要な書類を揃えて行く
step
7申請完了!
分からなければミナミメガネで相談して下さい。
中々文章で、書かれても分からない!
直接聞きたいという方は、是非当店にご相談下さい。
専門のスタッフが保険の適用方法について等、詳しくご説明させて頂きますのでお父様お母様の不安をお助けいたします。
もちろん子供の矯正眼鏡に対しての疑問も当店にお任せくださいませ。
ミナミメガネは、高知で保険適用可能なお洒落なキッズフレームを数多く取り揃えております。
当店ではオシャレでありながら、お子様の為にフレームの強度、矯正用としての機能等をないがしろにせず、お子様の目の為に、最適に作られた、こだわりのキッズフレームを揃えております。
だからこそ、様々なお子様に合った、一番のメガネをお選びいただけるように、
キッズフレームの品揃えも県内最大級の300本以上を常時取り揃えております。
今まで、選べるフレームがなくて、野暮ったい子供メガネしかなかった、、、
子供の矯正メガネってよく分からない、どんなものがいいの?
矯正メガネって、ずっと掛けていないといけないの?
いくらぐらいするの?....etc
大切なお子様のメガネだからこそ気になる、お父様、お母様の様々な疑問に専門のスタッフがお答えさせて頂きますので、是非お話、試着だけでもお気軽にご来店下さいませ。
より詳しい「子供メガネ」については、こちらも御覧ください。
お子様の眼に関する関連記事はこちら
→ 子どもの弱視について、メガネのプロが解説します
→ 子供用の弱視メガネはどう買うのが正解?プロが解説します
→ ミナミメガネの「子供メガネ」へのこだわり
→ 子どもがメガネを嫌がる場合に、掛けさせるコツって?